非公開求人ってなに?
非公開求人とはその名の通り、一般には公開されていない求人。転職サイトに登録をすることで見られるようになります。一般的には非公開求人の方が公開求人より魅力的な条件になっている事の方が多いです。
一部の求人だけが非公開になっている3つの理由
非公開求人は、サイトに登録した人だけが見られます。 他の一般的に公開されている求人に比べ、非公開求人の方が、給料や働く環境などにおいて、魅力的だと言われます。 ではなぜ、魅力的な求人なのに非公開になってしまうのでしょう?
人気求人のため応募が殺到してしまう
どの転職サイトでも、応募の半数以上が、上位10%の人気求人に集中すると言われています。
つまり2万件の求人情報があっても、求職者の50%以上は約2,000件の求人情報に殺到してしまうのです。
※このように一部にだけ殺到してしまうと・・・
- 企業側は、履歴書すべてに目を通すことはできなくなる。
- 転職サイト側が収益を出すために望んでいる、「企業と求職者のマッチング」の数が減ってしまう。
非公開求人にしなければ書類や面接の数が増え、企業側の負担が増えます。
そのため大手企業は負担を減らすために、非公開求人にしか情報を載せないのです。
企業戦略を漏らさないため
もし企業が非公開にしていない場合、企業が次に手を出そうとしている事業や、人材の供給源などの企業秘密が他社に知れ渡ってしまいます。
- (例1)スマホアプリの開発の技術者の求人情報を出していれば、他社にスマホアプリの開発を自社で始めるらしいということがバレてしまう。
- (例2)技術力の高い人材をどこで採用しているのかが他の会社にバレてしまう
急な募集で好待遇なため
会社が急ぎで人材が欲しい時、求人広告を作成・掲載する手間を省いて、すぐに募集を開始したいときにも非公開で進める事があります。
急募求人は厚待遇での採用が多いため、公開すると応募が殺到してしまいます。そこで、転職エージェント経由に限定して、効率的に募集することがあります。